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【英語速読のコツと本質】カルテ公開:Mちゃんが驚愕のWPM=2,928に至るまで!


今年の8月からMax Reading(英語脳トレジム/英語速読)に通い始めたMちゃん。

今回は、Mちゃんの了解を得て、彼女の毎回のレッスンの結果や状況を記録した「英語速読カルテ」の一部を公開します。

Max Reading(英語脳トレジム/英語速読)では、毎回のレッスンの最初と最後に、WPM(Words Per Minute。1分間当たりの読んだ単語数)を計測し、トレーニングにより読むスピード、読む癖、目や脳へ英語が入る感覚の変化を確認します。具体的には、WPMは、読む本のWPL(Words Per Line。1行あたりの平均単語数)に、実際に読んだ実質的な行数を数えて掛けて求めます。

Mちゃんは、体験レッスン時から、WPM=180と、日本人の平均WPM(約80)より速く、レッスン後には伸び率=約1.5倍Max Readingの体験時の平均は1.8倍)でWPM=266ネイティブの平均200~250以上)まで伸びるなどまずまず。目と脳がスムーズにスピードアップについていき、効果を感じてコース受講を即決しました。

Max Reading Record(M1)

しかし、第1回目のレッスンの最初は、レッスン直前の速読理論レクチャーの学びが活きてさらに速いWPM=370からスタートするも、トレーニング後の計測ではWPM=304とまさかの失速でダウン。理由は、頭の中で音読しないように意識したことが却ってブレーキをかけてしまったから。その時、Mちゃん本人も頭の中の音読(黙読)が自分のクセなのかもと感じていました。

頭の中の音読(英語ではsubvocalization「サブヴォーカリゼーション」)自体は、全て悪いわけではないし、視覚だけでなく聴覚や口の動きの触感も含めより五感を使うので、記憶の定着効果もあります。しかし、全て一字一句音読すると、早口言葉の速さが最高速になり、WPM=350~400止まりになってしまいます。右脳も使ってよりイメージを湧かす異なる読み方を身に付けることにより、その限界を突破ることができます。

私からはMちゃんに、以下のURLを参考情報(英語)を渡しました。

Speed Reading Tips: 5 Ways to Minimize Subvocalization (頭の中の音読を最小化する5つの方法。英語)

そして、音読はゼロにしようと意識するよりも、少しでもその割合が減ればいいというくらいの気楽な気持ちで、自分の感覚に従ってスピードが出ることで結果的に自然に音読は減って脳に内容のイメージが入ってくるので自分自身を信じましょうと伝えました。

Mちゃんは、その後、持ち前の「目を滑らせる」スピード感と広い視野をトレーニングで身に付け、間もなくいっきにWPM=900を超えてブレイクスルーしました。

そして、その後は、ブレーキやタガが外れると人間ってどこまで伸びるんだろうと思わせるくらい、リラックスした素敵な自然体でどんどんスピード感覚と数字を伸ばしていきました。第6回目以降は、使用書籍をレベル2(Oxford Bookwormsシリーズ)から難しめのレベル4(Penguin Booksシリーズ)に変更したにも関わらず、第9回目でWPM=2,500を超え、先週末の第10回目ではMax Readingの受講生では前人未到のWPM=2,928を計測しました。

Max Reading Record(M2)

WPM=2,928の速さは、1行12単語くらいの本であれば、1秒に4行くらい”目を滑らせて”内容のイメージを掴む感覚です。インストラクターである私自身(二宮)もWPM=1,300しか体験していないので想像を絶するスピード感です。その場にいた他の受講生も興味津々で、Mちゃんにコツを聞くと、その日の調子や他のレッスン参加者からもらう場の雰囲気にもよるけど、「目を滑らせる」んだそうです。目から入る部分がスムースだと、リラックスして脳にも入りやすくなります。いかに眼筋トレーニング視野を広げるトレーニングが重要かを物語っています。

ちなみに、速読の世界チャンピオン(英国人のAnne Jonesさん。世界一を6回受賞)は、WPM=4,700(理解の正確度67%)を記録したことがあるとのこと。そして、ハリー・ポッターの第7巻Harry Potter and the Deathly Hallows(米国版759ページ。「ハリー・ポッターと死の秘宝」)の発売時にタブロイド紙やTV番組のためにレビューした時は、47分1秒で読んでWPM=4,251だったとのことです。1分で約16ページ、1ページを約4秒で読む感覚です。

ただ、Anne Jonesさんも言っています。WPM=4,251のスピードで読んだ時には、事前に過去のハリー・ポッターシリーズを読み返してイメージを湧きやすくしさらにトレーニングを積んだとのこと。そして、通常はWPM=800~1,500くらい(それでもネイティブ平均の3倍~6倍で速い!)で目的に応じてスピードを変えながら読むとのことです。

Mちゃんも、4ヶ月前にMax Reading(英語脳トレジム/英語速読)のコース受講を開始し、トレーニング前の通常の状態で最高WPM=1,500くらいのスピード、60分のMax Readingでのトレーニング後でWPM=2,500~2,900のスピードで読めるようになりました。速読はスピードが全てではないですが、当初の体験時のWPM=180に比べれば16倍以上です。、そして、速くなった自分を実感しながら、今は日常で日本語の本・新聞や漫画や英語も読んでいるとのこと。

Max Reading(英語脳トレジム/英語速読)のほとんどの受講生が、体験レッスン時に比べ3倍~10倍以上、WPM=500~1,000以上(ネイティブ平均の2~4倍以上)になります。コース修了前の人も含めて5人に一人がWPM=1,000を超え、15人に一人がWPM=2,000を超えています。自分の英語力に合った興味のわく英語本を選んでトレーニングを行うので、英語力はそれほど関係ありません。リラックスして楽しみながら継続できるかのほうがポイントです。皆さん、自分自身の英語を読む癖やメンタルブロックを剥がして、もともと備わっている新たな自分を発見しながら、脳の力を発揮していくのです。

自分自身の可能性を感じてみたい方は、月に20回以上開催している体験セミナーを楽しむ感じで気楽に受けるといいですね。

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