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【英語速読のコツと本質】スキーの直滑降的スピード練習で速読力も理解力もUP


平昌五輪も終盤ですね。スピードや技に挑むスキーやスノーボード、スケート等数々の冬のスポーツの選手達に毎日釘付けです。日本人選手の活躍も嬉しいですね。

Max Reading(英語脳トレジム/英語速読)のレッスンでは、イメージしやすい例えで各々の受講生に速読やトレーニングのコツや管轄を教えますが、スキーをしたことがある等スキーをイメージできる人には、ボーゲンではなく”直滑降の練習”をすることを力説しています。

英語の速読は、いわば、”英語の文章というスロープを速く気持ちよく滑り降りること”です。

スロープはなだらかな坂も急な坂もあります。またコブ(知らない単語)やバンク(長く分かりにくい文章)等の障害がある場合もあります。そして、多くの日本人が坂そのもの(英語や英語を読むこと)に苦手意識を持っています。こうしたメンタリティの中で、スロープでスピードを出すとうまく滑れない(ちゃんと英語を理解できない)んじゃないかという不安やスピードを出すこと自体の恐怖があります。したがって、スキー初心者は、脚を八の字型にするボーゲンでスピードを押し殺しながら恐る恐る滑り始めます。これは、英文を読む場合に、一語一句理解しながら(人によっては一つひとつきちんと日本語に訳しながら)読んでいくことであり、多くの日本人は学校教育を含む長年の間にこうした読み方の癖や意識がついています。

しかし、このボーゲンのような読み方の延長で練習しても英語速読(Speed Reading)は伸びません。ブレーキをかけずに体の力を抜き、怖がらずにそのまま直滑降で滑り降り、目と脳がスピードに慣れることが大事です。

「読む」=「目で見る」×「脳で理解する」なので、まずは入口の「目で見る」がスピードに慣れることが大事で、その際に最も大事なのは目を速く動かすことよりも広く見ることです。一度に楽に見れる範囲が広くなることで、固まり(単に句や節単位ではなく、一文や複数文単位)で意味を捉えられるようになりますし、焦って目を動かして目が泳ぐこともなくなります。

そして、より大きな固まりで安定的に脳に情報を送れるようになり、脳(特に大量高速に処理できる右脳)もスピードに慣れると、固まり全体の意味をイメージで理解できるようになります。その練習過程では直滑降で滑り降りることの怖さや実際に転んだりぐらつくこと(理解できないこと)もあるでしょうが、次第にスピードに慣れ、転ぶことも怖くなくなります。

最初はなだらかな坂(1分間で読む単語数WPM=150~250程度かつ比較的易しい英語)から始めます。次第に坂の角度や難易度をあげ最終的にはWPM=500~1,000以上の難しい急坂になれてくると、コブ(知らない単語)等も気にならなくなり、中級程度の坂(WPM=300~700程度)が気持ちよく楽に(理解して)滑れる(読める)ようになります。理解力もスピードに慣れ、広く(木より)森全体が見えることで却って上がります。

平昌五輪で、アルペンスキーのダウンヒル等、フリースタイルスキーのクロススキーやモーグル等、スキージャンプの滑走等、極限のスピードやリスクに挑んでいる選手達を見ると、チャレンジ精神と日頃のスピードトレーニングの成果なんだろうな~と素人目に思います。
※平昌五輪のアルペンスキーの見どころ動画はこちら

速読もスポーツと同じでしかるべき練習が必要で、こうした五輪選手でなくても、コツと感覚を掴めば誰でもある程度はできるようになります。自分の潜在能力を信じて継続することが大事ですね。

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