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英語リーディングの勉強法!身に付けるメリットや上達させるためのポイントを紹介


「英語力を上げたい!」と思っても、何から手を付けたらいいのか分からないという人は多いのではないでしょうか。英語4技能のなかで最初に身に付けるのに適しているのが、リーディング力です。英語を「読む」機会は「聞く」「話す」「書く」機会より多く、日本にいても向上させやすいスキルです。また、リーディング力を向上させることで、他の3技能の底上げも可能です。

本記事ではリーディング力を身に付けるメリットや上達させるポイント、勉強法などを紹介します。

 英語リーディング力を身に付けるメリットとは

リーディング力とは、読む目的に応じて、書いてあることの概要や重要な事実、メッセージ、本質、文脈、状況・情景(シーン)などを把握する力のことです。他方、文章を100%完璧に理解・解釈して正確に和訳できる能力・スキルもありますが、この能力はリーディング力とは別物だとここでは考えます。

リーディング力を身に付けると得られるメリットについて見ていきましょう。

リーディング力は日常の「英語を読む」多くの機会で活かせる


日本人が英会話を学び始めるきっかけは、さまざまです。例えば、学校教育に対する反動や、英語そのものへのコンプレックス、英語を話せないことに対する恥ずかしさ、ネイティブのようにすらすらと話すことへのあこがれなどをきっかけに、学校卒業後に働きはじめてから、あらためて英会話を学び始めるケースが多く見られます。

しかし、日本では実際に英語を話す場が少ないため、英会話のレッスンで身に付けたスピーキング力を活かせる機会はあまりありません。

一方、リーディング力を活かせる機会は圧倒的に多いです。例えば以下のような場合です。

  • 職場での海外とのメールのやりとり、資料の読解
  • 学校での勉強、研究での論文査読
  • TOEIC、英検、TOEFL、IELTSなどの英語試験および対策
  • Webサイトなどからの情報収集
  • 原書の読書、多読

リーディング力を活かせる場面は、日々の仕事や勉強、試験や趣味といったさまざまなところに意外に多くあることがわかります。

英語を「聞く」「話す」「書く」スキルも同時に高められる


通常「読む」訓練は、学校教育のなかで身に付けた基礎をもとに、自分のペースで進めることができます。「読む」スキル(特に速読スキル)が伸びると「聞く」スキルも一緒に向上しやすくなります。

また、「読む」「聞く」といったインプットがあってはじめて、「話す」「書く」といったアウトプットもできるようになります。逆に、インプットをあまりしないまま漫然と英会話教室に通学したり、Skypeのようなオンライン手段で英会話レッスンを受けていても、英語力全般が伸びていく人はあまり見られません。

以上のことから、リーディング力が英語力向上の基本になるといえます。

なお、英語に接する量と英語力は比例します。英語ができない人は、英語に接する絶対量が圧倒的に不足しているのです。

英語に接する環境づくりを意識して行うとよいでしょう。「読む」を基本に、英語に接する量や機会を増やすことができれば、「読む」「聞く」というインプットと「話す」「書く」といったアウトプットの両方が鍛えられ、相乗効果により英語力全般の向上が期待できます。

 英語リーディング力を向上させるためのポイント

リーディング力を向上させるポイントを3つ紹介します。

必要な人はまず中学レベルの語彙力と文法力を身に付ける


日本では、多くの人が中学レベルの英語力を身に付けていると考えられます。しかし、自分の英語力が十分ではないと感じる人は、基本を勉強し直さなければいけません。

勉強方法としては、中学1年から2年レベルの参考書を使う、またはNHKラジオ講座『中学生の基礎英語レベル1』『中学生の基礎英語レベル2』などをテキストを使いながら聴くことにより、最低限の語彙(ごい)と文法を学ぶといいでしょう。その際、細かな文法を気にする必要はありません。英語は日本語とは語順の異なる言語です。また、日本語は「てにをは」などの助詞で文の意味が決まるのに対し、英語は語順で意味が決まる、いわば「語順の言語」です。そのため、まずは基本5文型の構文と、それを構成する基本的な品詞の役割を押さえることを目標としてください。

※基本5文型(S:主語、V:動詞、O:目的語、C:補語)

文型(語順)

文型の意味・特徴

動詞(V)の例

例文

第1文型(SV)

SがVするという文型。

go(行く), walk(歩く), run(走る), live(住む), fly(飛ぶ/飛行機で移動する), arrive(到着する), talk(話す)

You walk very fast.
He lives in Tokyo.
I flew to Osaka yesterday.
Mary talked about history.

第2文型(SVC)

S=CとなるようVが結ぶ文型(CはSを説明)。
Cには名詞や形容詞が来る。

be動詞、get/become(~になる), look(~に見える), sound(~に聞こえる), feel(~に感じる)

He is a teacher.
She looks fine.
That sounds great!
The cake smells bad!

第3文型(SVO)

SがOを(or に対して、に…)Vするという文型。

have(~を持っている), love(~を愛している), buy(~を買う), sell(~を売る), enjoy(~を楽しむ),  visit(~を訪問する)

I have a car.
My wife loves me so much.
He plays basketball well.
I bought a toy for my son.

第4文型(SVOO)

SがO(のため)にOをVするという文型。「~してあげる」の意味合いのV(動詞)が多い。

give(~に~を与える), tell(~に~を話す), show(~に~を見せる), write(~に~を書く)
※このVは第3文型も可能。

I gave him 1,000 yen.
He told me the truth.
I sent him a love letter.
I bought my son a toy.

第5文型(SVOC)

O=CとなるようSがVするという文型(CはOを説明)。C=名詞・形容詞・動詞・to不定詞等が来る。

make/let/have/getの使役動詞(OがCになるようVする), call(OをCと呼ぶ), find (OがCであることを見つける),

The news made me sad.
I had him call you back.
He found it very funny.
I named my son John.

※基本文型の文の後や前に、時や場所、V(動詞)や文の状況を表す副詞(副詞句、副詞節)が来ることも多い。
※副詞句は「前置詞+名詞」(at 7am, in the park)など、副詞節は「接続詞+文」(When I went to NY)など
※第3文型や第4文型のO(目的語)の内容を主語に持ってきて、「be動詞+Vの過去分詞(+ by Sの内容)」にすると、受動態(~は~により~されるの意味)になる。例えば、I’m loved by my wife so much.  He was given 10,000 yen by me.

なお、どの参考書が適切かはそれぞれの学習レベルによりますが、参考として以下におすすめを紹介します。

基礎から中学レベルの英語を学び直したい人におすすめです。中学で学ぶ文法から大学受験に必要な基礎知識までが網羅されているにもかかわらず全240ページと薄めで、抵抗感が少ないのではないでしょうか。第17&第18章「分詞構文」と第24&25章「仮定法」は高校英語レベルなので、はじめは飛ばして構いません。

中学で習う英文法の要点を学べる学習サイトです。「スキマ時間」にスマートフォンやタブレットからもアクセスして手軽に学べます。

自分の興味のある分野で初級レベルの英語の本を多く読む


まずは、自分の英語レベルと比較して、単語や内容の難易度が低い英語の本を多く読みましょう。本に限らず新聞やニュース記事など、英語の文章であれば問題ありません。自分のレベルに対して難易度が高すぎると、知らない単語に出会うたびに辞書で調べるといった作業が入ってしまいます。そうすると「勉強」になってしまい、実用的な英語力が身に付きにくくなるのです。モチベーションを維持することも難しくなるかもしれません。

興味のある分野で内容的にも易しい本ならば、挫折せずに続けられるでしょう。読むときは、5~6割程度の大まかな内容を理解できれば十分なので、一文ずつ和訳するのではなく、内容をイメージしながら読んでいきます。後で確認するために辞書を引くのは構いませんが、読んでいる途中に立ち止まって辞書を引くのは避けましょう。

これを続けて、少しずつ本の難易度を上げていきます。

速読法を身に付けて多くの英語に触れる


「速読法」を身に付けることも、リーディング力向上に役立ちます。

前述のとおり、リーディング力向上には多くの英語の文章に触れることが大切ですが、その多読の効率を高めるのが速読法です。

速読ができると短期間で多くの英語に接することが可能になります。そのため、普通の速さで読む場合よりも短い期間でリーディング力が向上します。リーディング力が向上すると、それに付随してリスニング力も伸びやすくなり、リーディング・リスニングといったインプットがスムーズになると、続いてアウトプットができるようになるのです。

このようにインプットとアウトプットの相乗効果を高めることで、英語力全般を飛躍的に向上させることが可能です。

速読について詳しくは、「速読とは?効果やメリット、習得するために必要なものなどを解説!」で紹介しています。

 英語リーディング力を向上させる勉強法

続いて勉強法を3つ紹介します。

英語を毎日読む習慣を付ける

1日に10分から1時間程度は、毎日英語を読む習慣を付けます。

読みたいと思える、難易度が低めの本や新聞などが続けやすいでしょう。何を読めばいいか分からない場合は、以下を参考にしてみてください。

  • レベル別の読み物(Graded Readers)

IBCパブリッシングの『ラダーシリーズ』、『Oxford Bookworms』、『Pearson English Graded Readers』など。
英語学習者用にレベル別になっているので、自分に合った易しめの本を選びやすいです。

  • 英字新聞

The Japan Times』、『The Japan News』、『Japan Today』など日本関係の英文記事サイト。
日常の内容も多いので、知らない語彙や表現があってもイメージしやすいです。

  • 趣味に関係する英語情報サイト

例えば旅行が好きなら、『Tripadvisor』(世界最大の旅行口コミ情報サイト)や『japan-guide.com』(外国人向けの日本の旅行ガイド)などを、写真と一緒に楽しみながら読めます。

  • 日本に関する外国人向け英語情報サイト

DeepJapan』、『All About Japan』など、日本の文化や生活習慣に関する情報が満載でイメージしやすいです。

  • Newsletter

興味のあるものをできるだけ無料登録して、毎日自然に英語に触れるようにしましょう。

  • 原書

上級者向けで、翻訳でないオリジナルの英文を楽しめます。

読みたい・学びたい分野の知識や経験を積む、前知識を得る


経験や知識がある分野について書かれた英語の文章は、たとえ分からない単語が混ざっていても、イメージが湧きやすいものです。

経験や知識が乏しいけれど英語で読みたい、あるいは読まなければいけない分野がある場合は、事前に日本語の関連本や文章を読んだり、勉強会やセミナーに参加したりするなどして、前知識を得ておくと、読みやすくなります。

TOEICや英検、TOEFL、IELTSなどの英語試験のためのリーディング力向上を目指す場合は、参考書や問題集、「過去問」などの長文を多読します。出題されやすい分野の文章に慣れるのと同時に、Skimming(概要理解)やScanning(特定の欲しい情報を探す)といった読み方にも慣れておくことが大切です。

目と脳の使い方を改善する速読法をマスターする


先に述べたように、リーディング力を向上させるにはSkimmingとScanningに慣れることも求められます。しかし、自分では気付かぬ間に、ついついゆっくり読んでしまうような目と脳の使い方をしている人も少なくありません。そのような長年の癖を自分で改善することは極めて困難です。

速読法のトレーニングを受けると、悪い癖を改善することが可能です。一方、誤ったトレーニングを受けてしまうと、かえって変な癖がついてしまうおそれがあります。

そのため、英語速読のノウハウと実績がある、信頼できるプロのもとでトレーニングを受けることが大切です。

Max Readingでは、豊富な知見や指導経験をベースにした独自のトレーニングで、一生使える速読スキルをマスターするお手伝いをいたします。まずは体験セミナーにてお試しください。

 リーディング力を鍛えて英語力全般を向上させよう

説明してきたように、リーディング力を鍛えることは、他の英語3技能の向上にもつながります。

さまざまなポイントや勉強法を紹介しましたが、ぜひマスターしておきたいのが速読です。速読ができると英語への苦手意識が軽減し、積極的に多くの英語に接することができるようになります。英語に接する機会が多いほどリーディング力が向上し、聞く、話す、書くといった他の3技能も着実に伸びていきます。

また、英語速読ができると他にもメリットがあります。詳細は以下をご確認ください。

英語速読とは?日本人が速読できない原因や効果的な速読向上法を紹介

もちろん速読に限らず、今回紹介した内容を参考にリーディング力を鍛え、英語力全般を向上させてくださいね。

 

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