英語を「聞く」「話す」「書く」スキルも同時に高められる
通常「読む」訓練は、学校教育のなかで身に付けた基礎をもとに、自分のペースで進めることができます。「読む」スキル(特に速読スキル)が伸びると「聞く」スキルも一緒に向上しやすくなります。
また、「読む」「聞く」といったインプットがあってはじめて、「話す」「書く」といったアウトプットもできるようになります。逆に、インプットをあまりしないまま漫然と英会話教室に通学したり、Skypeのようなオンライン手段で英会話レッスンを受けていても、英語力全般が伸びていく人はあまり見られません。
以上のことから、リーディング力が英語力向上の基本になるといえます。
なお、英語に接する量と英語力は比例します。英語ができない人は、英語に接する絶対量が圧倒的に不足しているのです。
英語に接する環境づくりを意識して行うとよいでしょう。「読む」を基本に、英語に接する量や機会を増やすことができれば、「読む」「聞く」というインプットと「話す」「書く」といったアウトプットの両方が鍛えられ、相乗効果により英語力全般の向上が期待できます。